この記事は、Booking.comアカウント削除方法を紹介しています。
スムーズな退会手続きに関してもご案内しています。
宿泊予約サイトとして世界中で利用されているBooking.comですが、「もう使わないから退会したい」「メールが多いのでアカウントを削除したい」と思う方もいるでしょう。
しかし、実際にアカウントを削除しようと思っても、どこから手続きを始めればいいのか分かりにくいと感じる人は多いはずです。
これから退会を考えている方は、失敗しないためにぜひ最後までチェックしてみてください。
Contents
まず確認しよう|Booking.comを退会する前に見直すポイント
アカウントを削除する前に、いくつか確認しておくべきことがあります。勢いで削除してしまうと、後から「やっぱり必要だった」と後悔する可能性もあるため、事前チェックは大切です。
予約が残っていないか確認する
Booking.comでは、予約情報がアカウントと紐づけられています。現在予約中の宿泊プランがある場合、アカウントを削除すると確認やキャンセルができなくなるので要注意です。
削除前に必ず「予約」タブからすべての予約を確認し、キャンセルまたは終了済みであることをチェックしましょう。
返金やキャンセルポリシーの確認
キャンセル料が発生するプランを予約していた場合、削除後にキャンセル処理ができず、返金が受け取れない可能性もあります。返金対応が必要な場合は、処理が完了してから退会しましょう。
旅行履歴のバックアップ
これまで利用した宿泊施設の情報や履歴を保存しておきたい場合は、スクリーンショットやPDFで保存しておくのがおすすめです。削除すると全履歴が見られなくなります。
Booking.comアカウント削除方法の手順を順番に紹介
Booking.comのアカウント削除は、Webサイト(PC)からでもスマートフォンからでも手続き可能ですが、手順が少し分かりづらいのが難点です。
以下では、基本的な削除手順をステップごとに紹介します。
ステップ1:ログイン
まず、Booking.comの公式サイトまたはアプリにログインします。アカウントを削除するには、ログイン状態である必要があります。
ステップ2:アカウント設定を開く
ログイン後、右上のプロフィールアイコンをクリックし、「アカウント」もしくは「設定」を選択します。
ステップ3:「アカウントを閉鎖する」を選択
設定メニューの中にある「アカウントを閉鎖する」「アカウント削除」などの項目を選択します。表示されていない場合は、「ヘルプ」から該当ページに進む必要があります。
ステップ4:理由を選択して削除申請
アカウントを削除する理由を選択したあと、「削除を確定」ボタンを押します。この時点でBooking.comへのアクセス権がなくなり、アカウント削除が完了します。
スマートフォンとPCで異なる?退会手続きの詳細ガイド
Booking.comの退会手続きは、スマートフォンとPCでやや流れが異なるため、それぞれの手順を把握しておくとスムーズに進められます。
スマートフォン(アプリ)の場合
1. Booking.comアプリを開く
2. 下部メニューの「メニュー」または「アカウント」をタップ
3. 「プロフィール設定」から「アカウント設定」へ
4. 一番下の「アカウントの削除」または「閉鎖」を選択
5. 理由を選んで削除を確定
アプリ版では「ヘルプ」に飛ばされる場合があるため、その場合はWeb版での手続きがおすすめです。
PC(ブラウザ)の場合
1. Booking.comにログイン
2. 右上のアイコンから「アカウント」→「設定」を選択
3. 「アカウント管理」または「アカウントを閉鎖する」リンクをクリック
4. 必要事項を入力して削除を実行
PCの方が項目が見つけやすく、削除手続きも比較的スムーズです。
退会時に気をつけたい!アカウント削除に関する注意すべき点
Booking.comのアカウント削除は簡単に見えて、いくつか注意しなければならないポイントがあります。うっかり削除してしまうと、後で不便になることもあるため、事前に確認しておくと安心です。
削除後は復元ができない
一度削除したアカウントは復旧できません。ログイン情報・旅行履歴・保存した宿泊先のリストなど、すべてのデータが完全に削除されます。必要な情報は必ず事前にバックアップしておきましょう。
メールアドレスの再利用制限
削除したアカウントで使っていたメールアドレスは、すぐには再登録できない可能性があります。同じアドレスで新規登録するには一定期間が必要な場合もあるため注意しましょう。
ボーナスや特典が無効に
Booking.comには「Genius特典」やプロモーションなど、アカウントに紐づいた特典があります。アカウントを削除すると、これらもすべて無効となります。
再度登録しても、過去のステータスは引き継がれません。
連携アカウントに影響がある場合も
GoogleアカウントやApple IDなどと連携している場合、外部サービスとのログイン情報も同時に使えなくなるため、必要に応じてログイン方法の変更をしておきましょう。
削除後にできなくなること・戻せない情報とは
Booking.comのアカウントを削除すると、以下の情報や機能がすべて失われます。削除前にもう一度チェックしておきましょう。
1. 旅行履歴や過去の予約情報
宿泊履歴や予約内容はすべて閲覧不可になります。過去に泊まったホテル名や宿泊日を確認したいときも、情報が消えてしまうため注意が必要です。
2. Genius会員ステータス
一定回数以上利用していると得られる「Genius特典」も削除によりリセットされます。再登録しても元のステータスには戻せないので、特典を活用している人は慎重に判断しましょう。
3. 保存したお気に入り宿泊先リスト
「また行きたい宿」や「行きたい都市」など、お気に入りに追加した情報も削除とともに消去されます。再度探すのは手間がかかるため、事前にメモしておくのがおすすめです。
4. クレジットカード情報の削除
支払い方法として登録していたカード情報も全削除されます。情報流出などのリスクはなくなりますが、再登録の手間はかかります。
Booking.comを退会しない選択肢もある?通知停止や設定変更の方法
「完全に退会するのは不安」「情報は残しておきたいけど通知が多い」という方は、アカウントを削除せずに設定を見直すだけでも快適に使い続けられる可能性があります。
メール通知の停止方法
ログイン後、「アカウント」>「通知設定」から、メールマガジンやプロモーションの配信をオフに設定できます。これだけでも煩わしさが軽減されます。
予約履歴は残したまま利用を休止
Booking.comでは、アカウントを削除しなくてもログインを控えることで、実質的に利用を停止することも可能です。将来また使いたくなる可能性がある人にはこの方法もおすすめです。
プロモーション通知だけをOFFにする
プロモーションやお得情報だけが不要な場合は、通知のカテゴリ別に受信をコントロールできます。完全な退会ではなく、通知の調整だけでストレスを軽減する方法もあります。
アプリのアンインストールという選択肢
スマートフォンでの通知が煩わしい方は、アプリを削除するだけでも日常的な情報からは離れることができます。アカウントはそのまま保持されるため、再度使いたい時も簡単に再開できます。
まとめ|Booking.comアカウント削除方法と退会手続きで注意すべき点
Booking.comのアカウント削除は、しっかりと手順を踏めば数分で完了できますが、削除後は復元ができないため慎重に進める必要があります。
この記事では、以下のポイントを網羅的に解説しました。
・アカウント削除前に予約・履歴・特典を確認する
・PCとスマホで手順が異なるが、どちらでも退会可能
・削除すると旅行履歴やGenius特典もすべて消える
・設定を変更すれば退会せずに快適に使い続けることも可能
・メール通知の停止やアプリ削除で対応する選択肢もある
アカウントの削除は、使わなくなったサービスを整理するうえで有効な方法ですが、あとで「やっぱり必要だった」と思わないためにも、この記事で紹介した内容を参考に、じっくりと判断してみてください。
今後の旅行予約やプライバシー管理に役立てていただければ幸いです。